昨今

2003年6月30日
iPod の最近:
851曲ほど乗っかっていて、4.6GB。まだ600MBほど空いていたりする。実績からして、後100曲くらいはいけそう。
じゃ、聴いているのかというと聴きまくっている。次から次へととっかえひっかえ聴きまくる快感は感動的である。
この手の使い方のポイントもわかった。できるだけ自分勝手なジャンルわけをしておくのだ。世間ではロックとみなされていても自分がポップスと思ったらポップスなのだ。あと勝手にジャンルを作ってしまうのもよい。いかにわがままになれるかが肝。

ぶろおどばんどの最近:
なぜか Flets ADSL-more が反応しなくなった。ADSLモデムのADSLランプが点灯しない。というわけでNTTに電話した。応対は親切だったが、繋がりにくいのが難点。何時にかけても「ただいま大変込み合っています」がでるのは、もしかしたら担当者が帰ってしまったからでは? と邪推。ま、とりあえず転送スピードを12MBから3MBまで落としてもらって安定性を再確認。(どーせ1MBでてないし)
どーでもよいが、世間に繋がれないのは精神安定上よくない。

忙しい:
忙しいから、この役は引き受けられない。受けられないのを無理すると絶対に迷惑をかける。でも誠意を示すために催し物には参加する。そうしたら「まじめすぎる」と言われた。だって、そうしないとやっていけない職場と仕事内容なんだもん。最近。そんくらい追い詰められているのだ。

クロスファイア:
をニョーボが借りてきた。ちょっと見せてもらった。うーむ、往年の「キャリー」みたいだな。読みたいけど、びみょーに荒んでいるなー。同年代だけあって、一言・二言・三言、昨今の動きに物申したいだろー?>宮部みゆき

子供:
自分からしつこく仕掛けておいて、反撃されたら泣いて大人の同情を買う(結局仕掛けた相手は大人に怒られる)、そんな奴に引っかかった。
そーゆー卑怯なやつには近寄るな、と説教した。子供の世界にも色々とあるのね。

ウォルタージョン・ウィリアムス:
「必殺の冥路」みたいなのが読みたい。元気の出るエンターテイメントが。あまり荒みきっている作品はヤだなあ。でもあまり澄み切っている共産党な作品もヤだなあ。荒んでいるなあー。

リストラ:
またリストラプランの発表があった。どうすりゃいいんだ? 辞めるも地獄、残るも地獄か?

あややー、色々と書いたら暗いことばかり。

そうそう

2003年6月22日
iPodを先輩に譲ってもらった。
5Gの初期形だが、最新の UPdate 1.3 によって、新圧縮形式 AAC を入れると、いい音質の割に曲数が稼げる。

電池も随分もつようなので、出張のお供になった。
よい具合である。

やれやれ

2003年6月21日
忙しくしているうちに、すっかり一か月近くたつところだった。

今日の出来事。
最近、我が家ではドラマ版「動物のお医者さん」に熱中しているのだが、世間の評判は芳しくないようだ。まあ、みんな大喜びで見る大ヒット作品は逆になんだかなー、と思ってしまう我が家なので、よいのだが、これだけチョビがかわいいのに視聴率が低迷しているのは何だか気の毒である。

ま、うちはいつも世間とは違う方向向いているのでしょーがないといえばしょーがないが。

千と千尋は、別に感動するとは思わなかったし、その逆に「タイタニック」はよくできていると思ったし。要するに単純なのかな。でも人間の心持ちなんて、そうそう複雑だとは思わないのだが、世間は難しいドラマを好んでいるのだなあ。感心、感心。

あー、ハリポタ5巻読みたい。でもとりあえずマトリクス再起動見なければ。T3はどうでもいいか。

典型的夢

2003年5月28日
上司と話をしていてびっくりした。

同じ夢を繰り返し見るというのだが、内容までそっくりなのだ。

一つは「飛行機に乗り遅れる夢」。
ほとんどの場合、「今から行っても絶対搭乗時刻に間に合わない、ど〜しよ〜!」というものだ。
上司は日本発の夢、こだきんは帰国前の夢、というところに違いがあるが、あまりにもよく似ているので、思わず笑ってしまった。

もう一つは「準備をしないで試験に臨む夢」。自分はサラリーマンだという自覚がありながら、突然学校にいて、しかも今から試験が始まる。で、全然試験の準備をしていない、という夢である。
自分に妻子がいることを自覚しているところも共通していた。

このよーな夢は、万国共通で見るものなのだろうか?

余談ながら、「きれいなおねーちゃんと知り合う」という夢も時々見るとの事で、これも共通である。

ルータ導入

2003年5月25日
たいして面白い話ではないが、結局(74KB/S しかでないナローバンドではあるが)ブロオドバンドルータを導入した。
おかげさまで、うちにある数台のPCが全部並行してネットに繋がりました。NATって偉大。

一応のファイアウォールもついているので、ごく簡単な攻撃には耐えられそう。
たいしたもので、昨日文句を言っていたイメージサイズの壁はほぼクリアしてしまった。

まず、N504iのスペック上許される、待ち受け画面のサイズは、160x198、データサイズは約9.5KB(9728Bytes) という事がわかった。

縦は少々寸詰まりでも問題ないので、160x大体160〜180くらいのイメージを作って、それを9728バイト以内の gif, またはjpeg にまとめなければならない。

色々と試したが、結局16色くらいに減色してGIF形式に保存すると、大体そのサイズにまとめることができることがわかった。これでたいていのイメージは条件におさまるように作れる自信が付いた。わっはっは。

ということで、相変わらず周回遅れのこだきん宅サイバー構成ですが、苦節?年、よーやく我が家にもi-mode付き携帯電話がやってまいりました。(PHS契約もはや5〜6年?結構長かったなあ)
さっそく、着メロをダウンロード(某アニメ曲)し、待ち受け画面を登録しました。やってみて分かったが、某DDIポケット(だったかな)は、どんなイメージも適当に画面の大きさに丸めて待ち受けセットしてくれるのですが、今回タダゲットした N504iは、なんと約9.5KB以下のイメージしか取ってくれないのね。

ちょっとでも大きめのイメージを送ると、すぐに「最大サイズをこえました」とか言って、イメージデータを受け付けなくなってしまう。うーむ、なんという。
ということで、Photoshopを使って、各種圧縮率等を確かめつつ、何とか希望の絵を9.5KB以下に押さえました。いやーきつかった。

(たとえ、ニョーボのものと言っても、ニューマシンは初めて触るときはどきどきするものであるなあ。)
できたらいーな。

何で人間って、深層意識なんていうものがあるんだろう。意識下では問題なく振舞っていても、深層下では自分でも押さえられないエネルギーがマグマの様に溜まっている。

溜まったものは大概、自分の責任じゃないのにね。責任者出てこーい!

で、キレちゃった人がガソリンを小学生にぶっ掛けてしまうという、これまた洒落にならない暴挙に出て、周りにいるものの意識下に洒落にならないものを刻み込む。無意識下のマグマの再生産の輪廻。

ガソリンぶっ掛ける前に、うらみつらみをリセットできたら、(たとえそれが「洗脳」であっても)本人にも周りにも幸福だろうに。Javaにはガレージコレクションがあるのにね。

とりあえず自分はまだ自分がかわいいし、これ以上不幸になりたいとは思わないから、キレずになんとかマグマをなだめて行こうと思っているけど、それでも自分が、他人が、日本人が、人類が、心配。

ADSL対応

2003年5月6日
今度は本当の話。

長年親しんだISDNをついにADSLモアに変更。
おかげで結構速いぞー。うれしいなー。

でも、800 Kbps は、決して自慢できるレベルじゃないなー。ま、基地局から4.9Kmも離れているんじゃ、文句は言えない。(むしろ、結構ましかも)

とりあえず、大分楽になりました。


あれこれ四捨五入して約40年間、「仕事をしてない」と言われながら裸眼でとおしてきたが、よる年波には勝てず(?)、ついに観念した。

ど〜も最近、モノが2重3重に見えるのが気になっていたので、思いきって調べてみたところ、なんと視力は裸眼で両方とも1.2あるくせに、右目は縦、左目は横に乱視が入っていたのだ。(そりゃ三角形に3重視だわ)おまけに右目が本の少し近眼で効き目は左だとのこと。うーむ、難しい。

はじめて見る眼鏡越しの風景は新鮮だった。
なんせ、今までの人生、眼鏡と言うものは無縁だったため、「矯正したらちゃんと見える」という体験も生まれ初めてなのだ。おおおおおお〜〜〜〜、遠くの文字もちゃんと見えるぞ〜、クリアだ。まるで通常放送からデジタルハイビジョンになった様に気持ちが良い、と結構喜んでいる。

眼鏡をかける副作用として、「見た目がカシコく見える」というものがある。元来、どちらかと言うと童顔でおまけに背が小さいので、お仕事しているときは全体的に「なめられる」傾向があるこだきんとしては、「ちょっとは大人っぽく見える」のは結構ありがたい。これでシークレットブーツ(死語?)を履いたら完璧な貫禄あるおっさんになれるかも。

とゆ〜わけで、それなりにポジティブに眼鏡を受け取り、家に帰ったら長男坊には<B>思いっきり</B>笑われた。それこそ腹をよじって。いくら見なれないとは言え、失礼である。(ぷんぷん)

ま、ゆーわけで、残りの人生ン十年、長い付き合いになるかも。よろしく>my眼鏡。

また死んだ。

2003年4月23日
知らないヒトだが、社内の人間が死んだ。
これで、ここ1年間に何人目だろう。

不況のくせにコンピュータ業界と言うやつは、いつまでたっても3K職場で、労働集約形だ。そりゃ一部の世間では開発プロセスが大事だ、RUPだ、XPだ、CMMだ、と言っているかもしれないが、結局ふってくる仕事は、そんな事をすすめる余裕もない。いつまでたってもウォーターフォールで、見積もり大甘のプロジェクトだ。こーゆーのは、古狸トップの方がちゃんと勉強して、そーゆー環境を、本気で駆逐しようとしない限り直らない。ボトムアップでは無理なのだ。それなのに、その気配もない。死なないように体制をくむ方が最終的な会社の利益にもなるはずなのに、それが分かっていないのだ。

自分ではそれなりのスキルを持っているつもりだけど、「死にたくない」という理由で仕事をうけないと、ほされる。評価も下がる。最悪リストラの対象になる。じゃ、下手な仕事をそのまま受けて、そのままあの世にいってしまったら、それこそ元も子もない。

戦争のアフガニスタンでは仕事がなくて、仕方なく家族と故郷を離れてイランに出稼ぎに出る、どん底の生活を送っているアフガニスタン人たちの話は聞いている。それとはもちろん、比較にならないと思うが、じゃ、死ぬ気で仕事うけるかリストラされるか、という生活は、「幸せ」と「アフガニスタン」の間の、いったいどのへんにあるんだろう?

退屈という意味

2003年4月22日
退屈という言葉には2種類ある。

一つは「小学生の退屈」。文字通り、なにかしたいが題材がなくて「何かなーい?」と聞いてくる、ほのぼのとした退屈である。

もう一つは「大人の退屈」。こちらはもっと殺伐としている。世の中には自分からコントロールできないストレスがすごく多い。古狸政治屋のおかげで戦争は起こるし景気は悪いし、古狸トップは勝手にリストラなどやらかすし、歩きタバコは多いし、通り魔は多いし...。そんな時に気分を紛らわせる(ごまかす)刺激がないのは苦痛だ。刺激がないと、またぞろ古狸政治化のおかげで(以下略)と愚痴思考を繰り返し始める。こういうのを「大人の退屈」という。

退屈だなあ。
スティーブジョブスが、自ら否定してしまったから、もう多分、アップルのレコード会社買収はなくなってしまったとは思うけど、それでも、とりあえず考えてしまったことを書いときましょう。
万が一、的中したときの証拠として(笑)

AppleがUniversal Music(ってどういう音楽会社かよく知らんけど)を買収するかもしれない、といううわさが流れたとき、こだきんはちと考えてみた。Appleが音楽会社を買って得すること...、ふーむ。

考え付いたのは「定額制音楽配信サービス」。
.Macユーザに限り、定額を払えば、その音楽会社の所有する全ての音源を無制限に聞き放題。(通信カラオケのようなものだ)

iTunes を使う。
iTunes を開くと、数十万、数百万の曲目リストが、膨大に並んでいる。(さぞかし壮観だろう)
iTunesを操作して好きなアーティストを選ぶと、そのアーティストの出している全曲が見える。(ついでながら、ジャケットなどのイメージなど、補足的なものも色々と表示される。)
好きな曲をクリックすると、その曲がすぐに流れ出す。ブロードバンドを活用したストリーミングなので再生は迅速だ。

ダウンロードする音楽に関しては、契約期間中はどんな曲も何度でも自由に再生可能。(ただし、契約期間が過ぎると再生不可能になる。またコピーは出来ない)

ダウンロードできる対象は、レコード会社にある全ての曲。つまり数万曲〜数十万曲?を自分の レコード棚に入れて自由に聴くことが出来るのだ。(逆に、興味のないジャンルはマスクしてしまうことになるだろう)

どうなるか、というと、たとえば、気分に合わせて、好きな曲をディスク容量を気にせずに聴ける。自分の好みを登録しておけば、有線のごとく、知らない曲をずーっとかけっぱなしにすることも可能。もう、何GBのディスクをたかだか数十枚のCDのために空けておく必要はないのだ。

あなたが、たとえば松田聖子のファンならば(聖子が、そのレコード会社と契約していれば、だが)月々いくらか払うだけで、全ての松田聖子の曲を手に入れられる。

これでペイするかって? 実はするんじゃないかな、と思っている。

まず、どこぞのお馬鹿さんが企画していたような「一曲いくら」の単価で売ったら、人間の心理としては買い控えが起こるが、定額にすると料金感覚が麻痺して、どんどん聴くようになる。どんどん聴く快感が感じられたら、次の期間も払うようになる。こうなったら惰性で払い続ける。

好きなアーティストの曲をずっと聞き続けたければ、ずっと契約料を払い続けなければならない。まさに悪魔のビジネスモデル...かも。

人間が一定時間に聴ける音楽の分量には限りがある。どんなにがんばっても、主催者が損するほど聞きまくることは有限な生活時間の中では無理。すると、少ない曲目を何回も繰り返してみっちり聴こうが、たくさんの曲を1回ずつさらっと斜め聴きしようが、聴ける最大量は同じだ。ということは、「聴き放題」にしても実は機会損失はそれほどないのではないだろーか。

契約料の儲けは、再生回数に応じて、アーティストに配分される。何度も聞いてもらえたアーティストはたくさんもらえるし、一回聴いたら飽きてしまうような作品のアーティストは儲からない。
もっとも、「なんでだろー」の様な一発芸であっても、たくさんの人に一回ずつ聞いてもらった場合は、たいへんに儲かる。

レコード会社から見ると、現在の音楽嗜好の状況がリアルタイムでわかる。いながらにしてリサーチができるダイレクト・マーケティングだ。そのまんまランキングしてもウケるだろう。

再生回数が、そのまま「視聴率」の様に調査対象になるので、それを逆手にとって「組織票」をしてもよい。がんばって聴きまくればマイナーなアーティストの作品でも高位にランキングされるだろう。(ただし、一定期間に聞ける曲の数は有限なので、限界はある)

たとえ、聴いてもらえるチャンスがなくて売れなかったアーティストでも、聞いてもらうための敷居が低くなる。大金をかけたプロモーションを行わなくとも、口コミでぱっと広がれば、一晩立てば億万長者も夢じゃない。

こだきんの様な、「ヒット曲よりは、よい曲を掘り出したい」というリスナーにとっては、まさに夢の様なシステム。


Appleでも、Microsoftでもいいから、誰かやってくんない? 月1000〜2000円なら、参加してあげるぞ。

ヘドウィグのテーマ

2003年4月12日
映画「ハリーポッターと賢者の石」のサウンドトラックの冒頭に出てくる、ちんちろりんなメロディが耳について離れない。ちょいと「ひんまがった」ラインを正確に覚えようとして何度も聞いていたせいだが、おかげさまで、主メロはギターで弾けるようになった。(いわゆる耳コピですな。簡単ですが)

あとは対になっている副メロの方をわかれば、楽譜に落とせる。そしたら、こだきんはピアノなぞ弾けないのだが、ピアノやってる長男に頼んで弾いてもらおう。きちんとマスターしたら、映画ハリーポッター第3作目のはやった頃にでも「隠し芸」として披露してもらうと良いかもしれない。

宮部みゆきの「今夜は眠れない」を読んだ。軽い話でストレスもなかったし、いやー楽だった。面白かった。でも、こんな中学一年生はおらんだろうなー。(どーでもいいけど)中学一年生だと小学校5年生の女の子を「かわいい」と思ってもロリじゃないよなー。

さて、次に勧められている本は、というと、おや、また宮部みゆきの「理由」だ。重そう...。

そうか、石は土地の記憶を刻んでいるんだ。
だから、コンクリートジャングル(死語?)の中では、土地は全てを忘れてしまうんだ。

何気ない道ばたの石がちょっと恐くなった(?)今日この頃です。面白かった。お勧め。

# 燃える人間のエピソードに思いっきり笑って
# しまった。「世界の謎、世界の不思議」と
# いう本を読んだことがあるヒト、手を挙げて。

今は「今夜は眠れない」(宮部みゆき)だったりします。

どきどきしてる

2003年3月30日
先週末にもらった薬の副作用がすごかった。
とにかく脈拍が上がるのだ。

べつにときめいていなくても、恐いお話を読んでいなくても、びっくりしていなくても、Hな事を考えていなくても、どきどきどきどきどきどきどきどき....。

ゆっくり安静にして数えてみたら100〜120になっていた。結構しんどい。まず体中をどっくんどっくんと露骨に血液が流れていく感じがへん。(ナウシカの巨神兵になった気分である)かすかに頭痛もするし、手足はしびれるし。気味が悪い。

何よりも安静にしていようが心を落ち着けていようが無関係に、ずーーーーーっとどきどきどきどき。気色悪い。

そもそも、こんな風に無意味に脈拍が上がったら、大丈夫なのだろうか。脳卒中でもおこさないだろうか。目を覚ましたら半身不随なんて嫌だなあ。

心臓は「心の臓器」と書くだけあって、気持ちが高ぶるとどきどきするもんだが、それが気持ちとは無関係にどきどきすると、逆に気持ちの方が引っ張られるようだ。

人によっては、心臓が勝手にどきどきするとそこら中の女の子に恋心を抱いてしまうこともあるようだが、こだきんの場合は、どうも不安になりまくるようだ。

どきどきしだしたのは、寝る直前だったが、こうなるとちゃんと寝られない。あれやこれや不吉なことばかり考え出すし、いざ眠っても、とんでもない夢ばかり見る。鉄砲水で電車が流されていくスペクタクルな夢とか、不注意で大けがをするヤな夢だとか。うーむ、これは困ったもんだ。

薬を飲んでから半日、よーやく少しずつ「勝手にどきどき副作用」はおさまってきたが、さすがにここまで日常に影響があると、もうこの薬を飲む気になれない。もともと「副作用は強い」と聞いていたので、月曜日にお医者さんに頼んで、この薬は勘弁してもらおう。

まずは恩田陸の「六番目の小夜子」。
こりゃー面白いっす。

何よりも「なぞの転校生」風のプロット、「時をかける少女」の様なノスタルジーは最高。

ホラーといっても残酷な場面は全くなく、その意味で実に健全。「学校の怪談」といったところか。いや、雰囲気でいったら、某なつかしの「ビューティフル・ドリーマー」を思わせるところもある。

文化祭の全員参加劇が秀逸。緊張感がすごい。

昭和38年生まれのワタクシとしては、ツボにはまって抜けられない秀作だが、昨今の若いみなさんにうけるかどうかは不明。(永遠の昭和世代青春劇っつーか。)

  ***

おそまきながら、宮部みゆきの「Level 7」。ホラーSFを思わせる導入部ながら、内容はいたって普通のミステリでした。しかも注意深く読んでいたので、後半はネタがわかってしまった(だまされなかった)。逆に言うと、それくらい親切で、真摯な作品。

いや、「思っていたものとは違う」のは事実だったけど、だからといって、面白くないものでは決してなかった。むしろ、非常に面白かった。

何よりも、登場人物たちが全て「ちゃんとたっている」ことだ。一人一人がそれぞれ深い過去を持ち、現在に生きているのだ。(シャーロット・マクラウド作品等にも通じるところがある)

ゆってみれば、ホームズ君とワトソン君が一作品で使い捨てされている状態と言うか。普通だったらこれでシリーズくむぞ。(「○○の事件簿」の様な)

これも昭和38年生まれあたりの人にピピっとくるしかけ満載。つまり「あさま山荘事件」よりは「ホテルニュージャパン火災」の方がピンとくる世代向け。

  ***

ビデオで「攻殻機動隊」のTVシリーズを見た。
軽い気持ちで見たが思ったよりも原作の雰囲気をよくくんでおり、すばらしい出来である。スピード感のあるアクション、適度なポリティクス、抜群のテクノロジー・フィーリング、CGを多用したカーアクションなど。なんというか、バブルで弾けなくてそのまま禍々しい成長を遂げていたらこうなっていた日本、という感じがよく出ている。

キャラもさらにちゃんとたっており、特に原作ではおちゃらけていたバトーの意外な老練ぶり、原作よりも少したくましいトグサ、あいかわらずービューチフルで恐ーい草薙素子、その他のみなさんのご活躍もすばらしかった。

原作や映画「攻殻機動隊」を見て、「おかわりがほしい」と思ったヒトにはお勧め。

病中出張

2003年3月26日
風邪じゃなくて喘息だった。しかも十数年ぶり。
副腎皮質ホルモンとかいろいろ投与した。
病気してまで会社に尽くす気はないのだが、それでも食っていくためには断りきれない仕事もある。

とゆーわけで、また出張だ。

とあるセミナーで発表しなければならない。
出番は50分。体が持つか心配。

それはともかく、最近の愛機「ケロちゃん」の様子は、というと、とりあえず Windows XP on Virtual PC6.01は思いっきり元気である。色々とチューニングを尽くしたためか、とりあえず、そこらの普通のWindows機(ただし500MHz級)と遜色ない程度の体感速度を得ている。

要するに WordやExcelを使うための環境としては、ほぼ完成した。これからは、いかに Mac OS X環境とのスムーズな融合をしていくか、にポイントが移っていくことになるであろう。

自分に対する覚え書きとして、Windows XP on Virtual PC6.01のチューニングポイントを書いておく。

* VPC側は、サウンド関連を切っておく
* VPC5からではなくVPC6から、XPをコールドインストールする。
* メモリは320Mをアサイン。意味があるかどうか分からないが、グラフィックラムも余分に8Mにしておく。
* 安全を見越してNTFS(これはきっと速度には貢献しない)
* Mac のローカルディスクをVPC拡張機能を使ってマウントしない(不安定なので)
* Windows Updateはとりあえずかけまくっておく
* Display Driverは、S3 Trio64V+ に変更、フルカラーにしておく。Mac側は32000色にする。
* VPC拡張機能はCDから正しくインストールしておく。(ちなみに、VPC6においては、W2K用のものとXP用のものでは、インストールされる内容が違うようだ。)
* 画面テーマはclassic style, スクリーンセーバは切る。背景なし。
* デバイスマネージャを使って、サウンドブラスターを無効化
* system property -> 詳細設定 -> performance option にて、視覚効果を全て外す、詳細設定は全てのオプションでプログラムを優先。マウスカーソルの影も外す。
* VPCから別ディスクを作成し、ここに仮想メモリファイルをおき直す。400M固定。
* システム復元をOFFにする。(どうせ、VPCのシステムファイルを丸ごとバックアップできるので不要)
* 自動更新を無効化
* 窓の手を導入、アイコン色は16色に、Active Desktop=OFF, ツールバーを無効化、「新規作成」リストを整理、最小化時のアニメを無効化、従来のWindowスタイルで表示に設定、スタートメニューはクリックするまで開かないように設定、カーネルを物理メモリ上に配置、2次キャッシュを強制的に512にする、など。
* registryをいじって、NTFSがアクセス時刻を記録しないようにする、$C、$Dなどの共有設定を無効化する、など安全なものはとことん入れておく。
* 「地域と言語のオプション」->[言語]->「詳細」->[詳細設定] ->「詳細なテキストサービスをオフにする」
* Officeなどが不要な起動プログラムをインストールしてくれるので、これをスターとアップリストから削除。
* 電源設定=常にオン
* 無用なサービスを無効化または手動化
無効=aleter, Error Reporting..., Fast User Switching..., Human Interface..., IPSEC Services, Messenger, Net Logon, QoS, Remote Access...,Remote Desktop..., Remote Registry, Routing and Remote.., Smart Card, Smart Card Helper, SSDP..., Task Scheduler, Telnet, Terminal Services, Themes, Uninterruptable..., Windows Audio, Windows Image Acq..., Wireless...
手動=ClipBook, COM+...,Distributed Link..., IMAPI CD-..., Indexing Service, Logical Disk... MS Software Shadow..., NetMeeting Remote..., Network DDE*, , NT LM Security Support, Performance Logs..., PictureTaker, Portab;e Media..., Remote Procedure Call, Removal Storage, Universal Plug & Play, Volume Shaddow Copy, WebClient, Windows Installer, Windows Management Inst..., Windows Time, WMI Performance Adapter
* 基本的に全画面で動かす。
* ほかにも、常駐している不要なものは全て止める、など。


まだあったかも。

参考:
http://homepage2.nifty.com/winfaq/wxp/
http://nacelle.cug.net/performance/index.html
http://www.activewin.com/winxp/tips/index.shtml

ゆうまでもなく、ここの情報を使う場合は、リスクは個人負担であります。

とりあえず、イラク戦争に反対しておきます。

「いわゆる」反戦市民団体に捕まるのはヤだし、そーゆー活動に入る気は毛頭ないので、えらそーに語る気はないですが、それでも、世界一でかい武器もってやりたいことをやりたいようにやる国を支持するわけにはいかんす。イラクが実際どうであれ、最初から結論ありきでゴリ押しするのは、人間としてやっちゃいかんす。だってそーでしょ? 泥棒に入られたからって、泥棒っぽい人相の悪いやつに、いきなり鉄砲撃っちゃいかんでしょ。それやっちゃあ、けんぺーたいとか、ナチとか、おいこら警官とかと、一緒でしょ。見境なく一般人を人質にするテロとどう違うの?

それにしても、ネオコンサバってきしょいね。なんで、あの考えで「自分の国は民主主義」って言い切れるのざんしょ。いや、それよりも、なんで大統領の支持率がまだ高いんでしょ。どう考えても正しいなんてこれっぽっちも言えないネオコンサバの大統領をこんなにも指示できるなんて、すげー不思議。

あかん、ひさしぶりに熱く書き込んでいたら、また熱が上がってきたようだ....。

なんでだろう

2003年3月10日
こんなに忙しいのなんでだろう
景気が悪いのなんでだろう

と、流行りのふりしてもしゃーないなあ。

今回のホテルは、中央線沿線。インターネット完備で中々快適。(なんだかインターネットさえ通じていたら快適だといっているような気がする)

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