iBook + Windows2000 = へとへと
2003年1月25日ついに手に入れたiBook、さすがにすばらしい性能と機能で、大喜びのこだきんなのであるが、仕事に使おうとしてVirtual PCを入れたら、さあ大変。
(いつもにも増して、今回は技術話で、興味ない人にはチンプンカンプンと思うが、ごめんなさい、先に謝っておこう。)
Mac OS X上に、仮想PCをのっけて、そこを仕事場にしようというアイディアなのであるが、まず困ったのは予想どおりWindows2000の性能。
所詮は、「まねっこPC」なので、やっぱりWindowsは遅い。なんぼ800MHzのiBookでも、(単純な周波数の比較はあまり適切ではないけど)大体半分くらいの400MHz相当の性能しか出ない、とは聞いていたが、うーむ、それ以上に遅い。ということで、やりました。Windows2000のチューニングアップ(性能改善のための改造)を、よりにもよってMac OS X上で。
アクティブデスクトップは停止、無駄な装飾いっさい外し、壁紙なし、マウスカーソルの影停止、アイコンのカラーを減色、不要サービスの停止、「窓の手」を入れて、カーネルはメモリ展開、その他諸々、いろいろといろいろと片っ端からやって、結局一番効果があったのは、Windows2000は、TrueColorで表示、Mac OS X側は16bit colorで表示、ディスプレイドライバーをS3/64+(だったか?)に変更、全画面表示、あたりだった。
ちなみに、最終的な手段は、Mac OS X側で、terminalをあけて、「sudo renice -20 <Virtual PCのプロセスID>」を実行するという禁断の技。さすがにこれは効く。結局、なんとか実用的なスピードが出るようになった。
次に悩んだのは、ピッチを使って会社に接続する方法。会社側は今はやりのVPN(要するにインターネット上で仮想的な社内LANを作る技術)を導入しており、そのためWindows2000からVPNクライアントソフトを使って、会社にログインできないといけなかった。(できないとメール一つ見れなくなる)
こいつがまた難物で、詳しいことは省くが、要するにネットワークの世界に、Mac OS X側でつなぐか、それともWindows2000(の真似っこPC)側でつなぐか、それによって、VPNの挙動がいろいろと変わってくるのに悩まされた。結局、Windows2000側で直接ピッチで電話をプロバイダにかけて、(Mac OS Xの力を借りずに)自力でネットに接続しないとVPNに入れないことがわかった。電話とは、USBコンバータで繋げるのだが(なんたって、iBookにはPCカードが繋げない!)直接電話をかけさせるには、USB経由だとどういうわけかVirtualPC側で全然まともに認識させてくれないので、仕方なく、USB(Mac OS X)->COM1(Windows2000) というマッピング設定をVirtual PC 上でした。うわー。無茶苦茶しんどーい。
もひとつおまけ。最初にきたのは、VirtualPC 5.0で、これを使って上記のように少しは使える環境を整えたのだが、Virtual PC 6.0アップグレード版がきたので、ちょっと試してみた。(もちろん、8GBものディスクデータはバックアップして。)
ところが、これが相当不安定。ちょっと構成変えると2度と立ち上がらなくなるという状態なので、これは使えないと判断した。スピードは相当アップするので、ものすごく残念なのだが、背に腹は代えられない。
ここまでくるのに、まる3日くらいかけたぞ。しんどかったー。
ということで、(まだVPN周りに一抹の不安は残っているが)とりあえず何とか動き出したiBook(ケロちゃん)、これからもよろしくー。
ところで、どうも最近怒りっぽくなってきているのは、ひとえにWindowsの暗黒部につきあわされているせいだろうな。Windowsのチューニングなんてやるもんじゃない。
(いつもにも増して、今回は技術話で、興味ない人にはチンプンカンプンと思うが、ごめんなさい、先に謝っておこう。)
Mac OS X上に、仮想PCをのっけて、そこを仕事場にしようというアイディアなのであるが、まず困ったのは予想どおりWindows2000の性能。
所詮は、「まねっこPC」なので、やっぱりWindowsは遅い。なんぼ800MHzのiBookでも、(単純な周波数の比較はあまり適切ではないけど)大体半分くらいの400MHz相当の性能しか出ない、とは聞いていたが、うーむ、それ以上に遅い。ということで、やりました。Windows2000のチューニングアップ(性能改善のための改造)を、よりにもよってMac OS X上で。
アクティブデスクトップは停止、無駄な装飾いっさい外し、壁紙なし、マウスカーソルの影停止、アイコンのカラーを減色、不要サービスの停止、「窓の手」を入れて、カーネルはメモリ展開、その他諸々、いろいろといろいろと片っ端からやって、結局一番効果があったのは、Windows2000は、TrueColorで表示、Mac OS X側は16bit colorで表示、ディスプレイドライバーをS3/64+(だったか?)に変更、全画面表示、あたりだった。
ちなみに、最終的な手段は、Mac OS X側で、terminalをあけて、「sudo renice -20 <Virtual PCのプロセスID>」を実行するという禁断の技。さすがにこれは効く。結局、なんとか実用的なスピードが出るようになった。
次に悩んだのは、ピッチを使って会社に接続する方法。会社側は今はやりのVPN(要するにインターネット上で仮想的な社内LANを作る技術)を導入しており、そのためWindows2000からVPNクライアントソフトを使って、会社にログインできないといけなかった。(できないとメール一つ見れなくなる)
こいつがまた難物で、詳しいことは省くが、要するにネットワークの世界に、Mac OS X側でつなぐか、それともWindows2000(の真似っこPC)側でつなぐか、それによって、VPNの挙動がいろいろと変わってくるのに悩まされた。結局、Windows2000側で直接ピッチで電話をプロバイダにかけて、(Mac OS Xの力を借りずに)自力でネットに接続しないとVPNに入れないことがわかった。電話とは、USBコンバータで繋げるのだが(なんたって、iBookにはPCカードが繋げない!)直接電話をかけさせるには、USB経由だとどういうわけかVirtualPC側で全然まともに認識させてくれないので、仕方なく、USB(Mac OS X)->COM1(Windows2000) というマッピング設定をVirtual PC 上でした。うわー。無茶苦茶しんどーい。
もひとつおまけ。最初にきたのは、VirtualPC 5.0で、これを使って上記のように少しは使える環境を整えたのだが、Virtual PC 6.0アップグレード版がきたので、ちょっと試してみた。(もちろん、8GBものディスクデータはバックアップして。)
ところが、これが相当不安定。ちょっと構成変えると2度と立ち上がらなくなるという状態なので、これは使えないと判断した。スピードは相当アップするので、ものすごく残念なのだが、背に腹は代えられない。
ここまでくるのに、まる3日くらいかけたぞ。しんどかったー。
ということで、(まだVPN周りに一抹の不安は残っているが)とりあえず何とか動き出したiBook(ケロちゃん)、これからもよろしくー。
ところで、どうも最近怒りっぽくなってきているのは、ひとえにWindowsの暗黒部につきあわされているせいだろうな。Windowsのチューニングなんてやるもんじゃない。
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